ペダル・付属品
キーボードのペダルはどれでも使える?極性と逆に効くときの直し方
公開
- この記事の用事
- ペダルを買い足したい/つないだペダルを踏むと音が切れて、離すと伸びる
- 確認日
- 2026-11-01
- 確かめた資料
- 確認の範囲
- 説明書を読んで確認しました。実機での確認はしていません。
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踏むと音が切れて離すと伸びるなら、読んだヤマハの機種では電源の入れ方で直ります。電源を入れ直し、そのときにペダルを踏まないことです。(ヤマハ『P-145BT/P-143BT Owner’s Manual』英語版 p.15) 買い足すペダルを選ぶときは、説明書の「別売品」の欄に載っているものから選ぶと、メーカーの案内どおりに使えます。差さるだけの他社製品が正しく動くかは、説明書では確かめられません。
「極性」が逆になると効き方が反転する
ヤマハの説明書は、電源を入れたときにペダルの「極性」を認識すると書いています。電源を入れる瞬間にペダルを踏んでいると、その認識が変わり、効き方が逆になります。(ヤマハ『P-225/P-223 Reference Manual』英語版 p.42) 読んだヤマハの3機種(P-145BT・P-225・P-45)は、いずれも同じ注意を載せています。
説明書の書き方から読み取れる仕組みはこうです。電源を入れた瞬間のペダルの状態を「踏んでいない状態」として覚えます。踏んだまま電源を入れると、踏んだ状態を基準に覚えてしまいます。
逆に効くときの直し方(ヤマハ)
- ピアノの電源を切る。
- ペダルから足を離す。
- ペダルに触れずに電源を入れる。
- 鍵盤を押さえたままペダルを踏み、音が伸びることを確かめる。
ペダルの効き方が逆(踏むと音が切れ、離すと伸びる)なのは、電源を入れたときにフットスイッチを踏んでいたため。電源を入れ直し、そのときは踏まない(ヤマハ『P-145BT/P-143BT Owner’s Manual』英語版 p.15)。
ローランドFP-30X・FP-10とコルグB2の説明書には、極性についての記載は見つかりませんでした。FP-30Xの説明書は、ペダルが効かない・効きっぱなしになるときは接続を確かめるよう書いています。(ローランド『FP-30X 取扱説明書』 p.13)
説明書に載っているペダル
各機種のペダル端子と、付属・別売のペダルは次のとおりです。
| 機種 | ペダル |
|---|---|
| ヤマハ P-145BT 説明書 | SUSTAIN端子。電源を入れるときにフットスイッチを踏んでいると、効き方が逆になるp.9・p.15 |
| ヤマハ P-225 説明書 | SUSTAIN端子。電源を入れるときに踏んでいると、極性の認識が変わり効き方が逆になるp.42 |
| ヤマハ P-45 説明書 | SUSTAIN端子。電源を入れるときに踏んでいると、効き方が逆になるp.11・p.20 |
| ローランド FP-30X 説明書 | Pedal 1 端子に付属のペダル・スイッチ(DP-2)。別売のダンパー・ペダルはDPシリーズp.5・p.15 |
| ローランド FP-10 説明書 | PEDAL端子に付属のペダル・スイッチ、または別売のDP-10p.3 |
| コルグ B2 説明書 | PEDAL端子(底面)に付属のダンパー・ペダル「準備」の項 |
別売品として名前が出ているペダルは、説明書によると次のものです。
- ヤマハP-225:SUSTAIN端子にフットペダルFC3A(ハーフペダル対応)、フットスイッチFC4A・FC5。3本ペダルのユニットLP-1は専用のPEDAL UNIT端子へ。(ヤマハ『P-225/P-223 Reference Manual』英語版 p.6)
- ヤマハP-45:FC3A、FC4A、FC5。(ヤマハ『P-45 Owner’s Manual』英語版 p.11)
- ローランドFP-30X:ダンパー・ペダルはDPシリーズ。3本ペダルのKPD-70は専用スタンドKSC-70に付けてPedal 2端子へ。(ローランド『FP-30X 取扱説明書』 p.5・p.15)
- ローランドFP-10:ダンパー・ペダルDP-10。(ローランド『FP-10 取扱説明書』 p.3)
- コルグB2:別売アクセサリーとして、スタンドSTB1とペダル・ユニットPU-2(ハーフ・ペダル対応)。(コルグ『B2/B2SP/B2N 取扱説明書』 「仕様」の項)
「ハーフペダル」は、踏み込む深さで音の伸び方を変えられる機能です。付属のペダルが踏むか離すかだけのスイッチ型なら、買い替える理由になるのはこの機能です。対応しているかはピアノ側とペダル側の両方の説明書で確かめます。
ローランドのDP-10をつなぐとき
DP-10は、側面のスイッチで動き方を切り替えるペダルです。
- 接続機器のDamperペダル端子(またはその他のPedal端子)につなぐ。それ以外の端子につなぐと故障の原因になる(ローランド『ダンパー・ペダル DP-10 取扱説明書』 「接続方法」の項)。
- 側面の機能切り替えスイッチで、ハーフ・ダンパー(Continuous)とスイッチ(Switch)を選ぶ。ハーフ・ダンパーに対応していない機種で動かないときはSwitch側にする(ローランド『ダンパー・ペダル DP-10 取扱説明書』 「接続方法」の項)。
- 裏のラバー・プレートを回して床に置く。
買う前に確かめる順番
- ピアノのペダル端子の名前。SUSTAIN、Pedal 1、PEDALなど、機種で呼び方が違います。
- 説明書の「別売品」欄に載っているペダルか。載っていれば、メーカーが接続を案内しているペダルです。
- ハーフペダルが要るか。要るなら、ピアノ側の対応も確かめます。
- つなぐときは電源を切る。ヤマハP-225では、ペダルをつなぐ・外すときは電源を切っておく(ヤマハ『P-225/P-223 Reference Manual』英語版 p.42)。
他社のペダルが使えるかどうかは、この記事では判断していません。気になるときは、ピアノのメーカー窓口にペダルの型番を伝えて問い合わせてください。
説明書の入手先と、問い合わせ先
- ヤマハ『P-145BT/P-143BT Owner’s Manual』(英語・PDF) / 説明書の一覧ページ
- ヤマハ『P-225/P-223 Reference Manual』(英語・PDF) / 説明書の一覧ページ
- ヤマハ『P-45 Owner’s Manual』(英語・PDF) / 説明書の一覧ページ
- ローランド『FP-30X 取扱説明書』(日本語・PDF) / 説明書の一覧ページ
- ローランド『FP-10 取扱説明書』(日本語・PDF) / 説明書の一覧ページ
- ローランド『ダンパー・ペダル DP-10 取扱説明書』(日本語・PDF)
- コルグ『B2/B2SP/B2N 取扱説明書』(日本語・PDF) / 説明書の一覧ページ
説明書を読んでも解決しないときの窓口